昨日のカードゲーム

今日のカードゲーム講評ブログです

腐鎌/マドーハ

腐鎌 - (腐)

毒状態にし1000ダメージ。

作者:keo

f:id:zeronine09:20190406010738p:plain

マドーハ - (闇)

相手のモンスター1体に呪いをかける。

作者:ぜっとん

f:id:zeronine09:20190406010742p:plain

カード講評

この2枚のカードを同時に取り上げたのは、「毒状態」と「呪い」の関連が問題になるからだ。

「1000ダメージ」も実際よく分からんけど今回は放っておくことにする。

 

『マドーハ』のフレーバーテキストが参考になるだろう。

マドーハを食らうと、動悸・息切れ・かゆみ・あかぎれに襲われるという。

おそらく、動悸・息切れ・かゆみ、というのは同じ原因によるもので、「呪い」状態になると一種の興奮状態に陥ると思われる。

血圧を上げるため動悸が起こり、そのためのエネルギーが足りないため息切れ、神経が過敏になるためかゆみが起きるのだろう。

あかぎれは……かゆいからかいて皮膚が弱くなるんだと思う、知らんけど

コカインとか吸うと皮膚が乾燥するらしいっすよ?

以上のことから、『マドーハ』によって呪いをかけられたモンスターは興奮状態になると考えていいだろう。

 

しかし、興奮状態=強くなる、と考えるのは早計だろう。

勝手に心臓が動き、息切れをしている、というのははっきり言って異常である。運動をできる状態ではない。

「呪い」状態とは、行動不能、あるいは攻撃後破壊、という状態である、という解釈がゲーム上ではあてはまるのではないか。

こうなると効果的なクリーチャーが分かってくる。

『デロキバ』は薬物検査で試合に出られないだろうし、『S・Sプレイ』もエスカレートする。

『陽気なロシア人』や『介錯人・ピーター』などは特にヤバいと思われる。

かたやアル中、かたや精神障害であるから、このうえ興奮状態に陥れば脳卒中や異常行動による自殺は不可避だろう。

f:id:zeronine09:20190403184910p:plainf:id:zeronine09:20190406012859p:plain

あとこいつ。

f:id:zeronine09:20190406012949p:plain

 

一方「毒」である。

普通に考えればスリップダメージなのだろうが、クリーチャーのHP、というものが明示されたことが無いのでこの解釈を取ることが難しい。

 

たとえば、食材系のカードが毒を持つようになる、という解釈はどうだろう。

この場合、このカードが使用されたクリーチャーや、このクリーチャーを破壊したり、合体したクリーチャーを破壊するという効果だ。

f:id:zeronine09:20190406013240p:plainf:id:zeronine09:20190406013244p:plain

 

あるいは、次のようなクリーチャーが毒を吐くようになるという解釈もできる。

戦闘を行ったキャラがやる気を失ったり鬱状態になってATKが下がったり行動不能になったりするという効果、というのはどうだろう。

f:id:zeronine09:20190406013802p:plainf:id:zeronine09:20190406013805p:plain

意外と今日カーには坊主のキャラがいるのだ。やはり日本は仏教国である。

 

ところで、「1000ダメージを与える」が、クリーチャーのHPではなくバーン効果だった場合、とんでもないことになる。

相手プレイヤーに1000ダメージを与え、毒状態にできるからだ。

なんの毒を盛るのが良いだろうか?

コカインや大麻などは違法だし、テトロドキシンやボツリヌス毒素などを飲ませると死んでしまってゲームの勝負がつかなくなる。

やはり、酒でも飲ませるのが妥当なところではないだろうか。

酒なんか毒だよ!酒なんかサイテー!

 

総評

 

腐鎌

カード評価-★★★☆☆

あと一歩を埋めるバーンカード。

毒は事前に用意しておこう。ストロングゼロがおすすめだぞ。

 

マドーハ

カード評価-★★★★☆

相手プレイヤーを対象にできないので『腐鎌』より安全。

よく対象クリーチャーの背景を読み取ること。

 

カード考察

腐鎌とは言うものの、1000年も風通しの悪いところに置いてあった割にはきれいである。きっと風通しは悪いけど乾燥はしているところだったのだろう。冷蔵庫とか。

あと別に腐ってても腐るのは柄で、切ったり殴られたりする分には関係ないと思う。

 

一方のマドーハである。今日カーでも屈指の意味不明、かつ不気味なイラストだ。

パッと見対称定規を使って描かれたように見えるが、塗りムラや頭部?の装飾などは対称ではない。

やはり、興奮剤、特に覚醒剤の恐ろしさを抽象的に描いたイラスト、ということなのだろう。

それを表現できるぜっとん氏は何者なのだろうか。